前回ご紹介した卵白消費シュークリームの応用編として、今回はサクサクパイ生地をプラスした、パイシューのレシピをご紹介します。
今が旬のイチゴにとろーりカスタードのシュークリームとパイ・・・まるでミルフィーユ・シュークリーム・イチゴを同時に味わっているような夢の組み合わせ!シュー生地をリング状に絞ったら、中にイチゴをお花の様に見立ててフォトジェニックなデコレーションに仕上げました。
レンジで簡単カスタード・卵白消費シュー生地・難しいテクニック不要のお手軽冷凍パイシート・つやつや仕上げのナパージュと、これまで当サイトで取り上げてきたテクニックがひとつになった、オシャレなのに簡単に作れちゃう、イチゴとカスタードの美味しいリングパイシューです。
イチゴとカスタードのリングパイシューの作り方
材料(リングパイシュー10個分)
- 冷凍パイシート1/2pc位
卵白消費・シュー生地
- バター60g
- 薄力粉90g
- 卵Mサイズ1個
- 卵白2~3個分
- 塩ひとつまみ
- 水150㏄
カスタードクリーム(クレーム・ディプロマ―ト)
- 卵黄3個分
- 砂糖80g
- 牛乳300㏄
- 薄力粉20g
- バニラエッセンス少々
- 生クリーム50㏄
デコレーション
- イチゴ1P
- ナパージュ適量(なければゼラチンで自作)
- 溶けない粉砂糖
用意するもの
パイの抜型
パイシューの土台となるパイの型抜きに使用します。今回は直径6.5㎝のサイズを使用しました。
型が波打ってなくても普通の丸型でOKです。
作り方
カスタードクリームを作る
①事前にカスタードクリームを作っておき、冷やしておきます。
カスタードクリーム作りであまった卵白はシュー生地に使用します。
カスタードクリームの詳しい作り方は下記リンクを参照して下さいね。
パイの型抜き
②冷凍パイシートを解凍しておきます。
冷凍パイシートの詳しい扱い方は、下記リンクを参照して下さいね。
③製菓用マットに打ち粉(強力粉又は薄力粉・分量外)を散らし、パイシートの縦の長さが約1.5倍になる位にめん棒で伸ばします。
今回使用したパイシート一枚の大きさは、縦10.5cm×横18cmでした。それを縦15㎝×横18㎝位に伸ばす位の目安です。
それを型で10枚抜きます。フォークなどを使ってピケして下さい。
くっくかないようにクッキングシートを敷いたトレーなどに置き、使用するまで冷蔵庫で冷やします。
シュー生地を作る
④カスタードクリーム作りであまった卵白を使用して、シュー生地を作ります。
卵白消費シュー生地の詳しい作り方は、下記リンクを参照して下さいね。
ここでオーブンを210℃に予熱します。
シュー生地を絞る
⑤クッキングシートを敷いた天板に、③のパイ生地を並べます。
丸口金をつけた絞り袋にシュー生地を入れたら、パイ生地の縁に沿って絞ります。
一周絞ったら、上に重ねるようにもう2周絞ります。(それでもシュー生地が余ったら、適当に付け足しちゃいます。)
水をつけたフォークで形を整えます。
焼き上げ
⑥210℃に予熱したオーブン下段で25分、180℃に落として10分焼きます。
焼きあがったら、そのまましっかりと冷まします。
焼いている途中で絶対にオーブンの扉を開けないで下さい!シュー生地が膨らまなくなってしまう可能性があります。
焼き時間は目安です。ご家庭のオーブンに合わせて調整して下さいね。
シューをカットする
⑦包丁を横にして、シュー生地を半分にスライスします。
クリームを絞る
⑧生クリーム50㏄を軽く角が立つまで泡だてたら、①のカスタードクリームと合わせます。
星口金をつけた絞り袋に入れ、⑦の下面に絞ります。
クリームの絞りの形が側面から見える事を意識して絞ると、出来上がりの見た目がキレイに。
シュー生地にデコレーションする
⑨上部分のシューをそっとかぶせたら、溶けない粉砂糖を茶こしに入れ、ふりかけます。
普通の粉砂糖だと、ふりかけてもすぐに溶けてしまうので、溶けない粉砂糖を使用して下さい。
時間が経っても見た目のキレイさを維持する事ができますよ。
イチゴを飾る
⑩イチゴを縦スライスしたものを⑨の中心部分に飾ります。
仕上げにナパージュでつや出しをして完成です!
ナパージュが無い場合はゼラチンで自作可能です。詳しい作り方は下記リンクを参照して下さいね。
ちょっとしたホームパーティーに出したら喜ばれそう。
リングの形が目を引いて、パッと華やかでオシャレなパイシューに。
シュー生地とパイ、とろけるカスタードとイチゴ・・・美味しさの4重奏です♪
まとめ
定番のシュークリームが、絞りの形・デコレーションを変えるだけで、とってもアカぬけたオシャレな印象に。土台となるパイシートをハート型に抜いて、ハートリングパイシューにしてもカワイイですね!
又、中心に飾るフルーツはイチゴ以外にオレンジやマロン・チェリー・チョコレートなど、季節に合わせてアレンジを変えても楽しめると思います。良かったら作って見て下さいね!