こんにちは!あお(@aonorecipe)です。
色とりどりのフルーツはケーキのデコレーションに使えば、とっても華やかになりますね。
今回はデコレーションを美しく見せるフルーツカッティングをご紹介します。フルーツのカット次第で、ケーキのデコレーションには差が出ます。ですが難しいテクニックは不要。とっても簡単!
少しだけカットの方法を変えるだけで、同じフルーツでも印象が変わります。自作ケーキが、なんちゃってパティシエ風ケーキに変身しますよ。
デコレーション用・簡単フルーツカッティングの方法
イチゴ
鮮やかな赤、そして果肉は薄いピンク、そしてヘタのグリーン。イチゴは1つで3色持っているので、ケーキに使うとパッと華やかにさせてくれるフルーツNO1です。
ハーフカット
ただ半分にカットするだけですが、色のコントラストが鮮やかでキレイ。
ヘタ付きのままハーフカットすれば、ミントなどが無くてもグリーンの役割も果たしてくれます。
縦扇スライス
イチゴをハーフカットしたものに上から下(ヘタ方向)へ切れ目を入れる。下ギリギリの所まで包丁を入れて下さい。
下が繋がるようにし、右から左へ縦に3~5等分スライスします。
イチゴを倒して、軽く指で押し広げます。
ヘタは付けても取り除いてもOKです。
横扇スライス
イチゴをハーフカットしたものを写真の様に置き、下(ヘタ方向)2mm位の場所から上方向へ切り込みを入れます。
ギリギリの所でつながる様に、右から左方向に3~5等分スライスします。
イチゴを軽く指で押し広げます。
参考デコレーション例
リンゴ
皮の赤・果肉の白とのコントラストを生かしてカットします。皮は出来るだけ赤いものを使った方が、見栄えも良くなりますよ。
ケーキのデコレーションに使用する場合は、高さの出る扇スライスがおススメ。高低差を出す事が出来るので、立体的なデコレーションを作る事が出来ます。
扇スライス
リンゴを写真の位置でカットします。(芯を外した場所です)
上から下へ、包丁を立ててカットする。包丁を立てた方が、皮部分が切りやすいです。
5枚程度カットしたら、指先でずらします。
POINT
すぐに使わない場合は酢水等に付けて色の変色を防ぎます。
更に薄くカットし、右端の下部分を落とすカット方法もあります。
リンゴの厚みで印象が変わります。
参考デコレーション例
オレンジ
発色の良いオレンジは、イチゴが手に入りにくいシーズンに、使いやすいフルーツ。皮も発色が良いので、デコレーションに使えます。
グレープフルーツの黄色と合わせてデコレーションしても鮮やかでキレイです。
羽付きカット
オレンジを皮付きのまま8等分カットします。
芯部分を落とします。
皮と実の間に、真ん中辺りまで包丁で切れ目を入れます。
そのまま刃先を反対方向へひっくり返して、白い部分をそぐ様に右へスライドします。
包丁を立てて、皮を上から下へ3枚程度スライスします。
皮を真ん中に差し込むように折り曲げる。
POINT
出来るだけ皮が薄いものを選んで。見栄えが良くなります。
スライスのバラ
ハーフカットしたオレンジを写真の様に置き、ヘタ部分をカットします。
1㎜位に薄く半月スライスします。
6枚程度スライスしたら、写真の様に左上、右下にして並べます。
左からくるくると巻き込んでいきます。
倒れない様に立てて置いたら、軽く開きます。
デコレーション用の皮
オレンジの皮をリンゴの皮むき同様にカットします。
ある程度の長さで皮をカットし、白い部分をそぎます。
これは、皮を薄くした方がデコレーション(曲げたり)しやすい為。
皮を細切りにする。くるくるカーブさせたりした皮を、ホイップクリーム等に挿し固定します。
デコレーション例
巨峰(又はマスカット)
夏のデザートに使いたい巨峰。湯むきをすれば皮が簡単に取れ、フォークで食べられるので便利です。
花
皮に十字に切り込みを入れ、手で皮をむきます。
湯むき方法
鍋に600㏄程度の水と酢小さじ1を入れ、沸騰させたら、巨峰を入れ1分ボイルします。
氷水につけて、皮をむきます。つるっと簡単に巨峰の皮がむけますよ!
デコレーション例
関連リンク
まとめ
フルーツもカットを変えれば、同じフルーツでも様々な表現が出来る事がわかりましたね。
髪型を変えれば印象が変わるのと同じで、フルーツも一緒。捨ててしまいがちなヘタや皮だって、使い方次第でケーキを彩るデコレーション素材として大活躍出来るんです。
今回の様に、とっても簡単なフルーツカッティングでも、お店みたいなフォトジェニックなケーキに近づかせる事が出来ますよ。
コメント