こんにちは!あおです。
りんごを、お弁当などに入れたりして長時間放置したとき、色が変わって茶色くなってしまった!っていう経験ありませんか?昔からりんごの変色防止には塩水がいいと言われているのは知られているけど、最近では砂糖水や炭酸水、オレンジジュースにつける方法など、変色防止する方法はさまざま・・・。
果たしてりんごの変色防止には、どの方法が一番効果がある?と思ったので、今回、7通りの方法で検証してみました!気になる結果&りんごを漬ける時間や液体の濃さも詳しく解説いたします♡
また、りんごを長持ちさせる保存方法のコツや、栄養・効能&カロリーなども合わせてご紹介しますね~。
りんごの変色防止には塩水?砂糖水や炭酸水でも検証!保存方法やカロリーもご紹介
りんごが変色する理由!
そもそもなんで、りんごを切ると茶色く変色してしまうのでしょうか?
りんごには強い抗酸化作用を持つ、ポリフェノールが多く含まれてます。りんごをカットすると、ポリフェノールの酸化酵素が空気中の酸素と反応する事によって
酸化して茶色く変色
してしまうのです。
ポリフェノールはりんご以外にも、ほとんどの植物に含まれており、酸化して自らの衰えを防ぐための
植物の防御反応
だそうです!
ポリフェノールの健康効果!
りんごポリフェノールは酸化しやすい=強い抗酸化作用をもっている
つまり、健康に良い果物であると言えます!
りんごには様々はポリフェノールが含まれていますが、その中でダントツ多いのがプロジアニンというポリフェノール。
プロジアニンはその強い抗酸化力によって、以下の様々な効果が期待できます!
- 血圧を下げる働き
- アレルギーの緩和
- 美肌効果
- 動脈硬化予防
- 疲労回復効果
ネットで大人気のりんごはコレ!蜜入り♡
りんごの変色防止には塩水?砂糖水や炭酸水など7つの方法を試してみた!
今回りんごの変色防止に効果が期待できると言われている、塩水・砂糖水・酢水・レモン水・オレンジジュース・ラム酒水・炭酸水の7通りの方法で、果たしてどれが一番効果があるのか検証してみたいと思います!
用意した溶液の詳細濃度について
- 塩水:水100㏄+塩2g(2パーセント濃度)
- なめると、少ししょっぱいな、と感じる濃度です。
- 砂糖水:水100㏄+砂糖
- 甘いな、とわかるジュースくらいの濃度です。
- 酢水:水100㏄+穀物酢大さじ1/2
- 酸っぱさ&酢の匂いを感じる位の濃度です。
- レモン水:水100㏄+レモン汁1/4個分
- レモンの爽やかな香りとほのかな酸味を感じる濃度です。
- オレンジジュース
- 果汁100%のオレンジジュースを使用しました!
- ラム酒水:水100㏄+煮切ってアルコール分を飛ばしたラム酒大さじ1
- ラム酒の香りがしっかりわかる位の濃度です。
- 炭酸水
- レモンフレーバー付きの炭酸水ですが、レモン果汁は入っていないものを使用しました!
以上7種の溶液を用意してみました!
実験開始!
皮をむいて芯を取ったりんごをそれぞれの溶液に入れます♪
今回、約2分間漬けました!
軽く水気を切ってトレーの上へ乗せました。
4時間そのまま放置すると・・・?
砂糖水
酢水
レモン水
オレンジジュース
ラム酒水
炭酸水
茶色く変色‼
効果なし。
という結果に(-_-;)
という事はつまり・・・
塩水に漬けたりんごだけがキレイな状態でした♡
ちなみに、何にも漬けないで放置したりんご↑↑
塩水以外は、漬けても漬けなくても効果は一緒、という結果になりました。
結果と考察
りんごの変色防止には塩水に漬けるのが、一番効果が期待出来る!という事がわかりました( *´艸`)
でも実は、今回の検証はこれで終了しません・・・‼
実験のあと、私は知ってしまったのです。
はちみつ最強説を。
ネットで調べてみると、
はちみつは、塩水よりも効果があるよ的な情報を入手‼
なので、
塩水VSはちみつ水で最終決戦
することに!
- はちみつ水は、水100㏄+はちみつ大さじ1を加えて作りました。
- ほんのり甘いシロップ位の濃さです。
それぞれ2分間漬けて
試合開始!
1日放置した結果。(4時間位だと結果は同じだったので)
はちみつ水の方が
わずかに変色‼
塩水の方は真っ白なまま‼
勝者、塩水‼
はちみつ水もかなりの変色防止効果があるのですが、
ところどころかすかに茶色く変色した箇所がありました。
最終結果と考察
りんごの変色防止には、やはり塩水が一番効果的。塩の方がどこの家庭にも常備している事が多く、手軽な点で考えるなら、塩水で変色防止するのがおすすめです。ただし、多少のしょっぱさがりんごについてしまうのがデメリット。
しょっぱさが気になる方は、はちみつ水がおすすめです。はちみつ水でもかなりの変色防止効果が期待できます。ほんのり甘いはちみつの香りが、りんごをさらに美味しくしてくれますよ♡
ただし、はちみつを常備していない場合もあり、又購入価格も高いのがデメリット。好みに合わせて使い分けてみてくださいね~。
※今回の検証結果は、りんごの種類・溶液濃度によっても若干の違いがありますのでご了承ください。
りんごの変色防止にはちみつ・塩が効果的な理由とは?
はちみつの中に含まれている″ペプチド化合物″が直接ポリフェノールと反応して、酸化(変色)を防止してくれるそうです。又、塩の場合、ナトリウムイオンがりんごの表面についてバリアをし、空気との接触を防ぐので、酸化(変色)を防止してくれるそうです。
りんごの変色防止に最終的な裏ワザ!
りんごを変色させない方法として、もう一つの裏技がありますよ!それは、
加熱してりんごのポリフェノール酸化酵素を破壊してしまう方法。
りんごをカットし、ラップをかけ1~2分レンチン加熱すればOK。加熱する事でりんごの甘味もアップし、柔らかくなるので食べやすいですよ~。お弁当にもおすすめです。
変色したりんごを元に戻す方法がある!
なんと、変色してしまったりんごを、元に戻す方法があるのです!それは、
オレンジジュースに漬ける方法!
変色してくすんでしまった、うさぎリンゴちゃん・・・。
オレンジジュースにダイブ‼
1時間半位経つと・・・
キレイなうさぎリンゴちゃんに変身しました‼
オレンジジュースに含まれるビタミンCが、酸素とポリフェノールを離す効果があるので、元の状態になるそうです。オレンジジュースは果汁100%のものを使用して下さいね。
りんごを長持ちさせる保存方法!
りんごのカロリー&栄養効能とは?
りんごは種類によって味が違うか検証してみた!
まとめ
りんごの変色防止にはさまざまな方法が言われていますが、効果が期待できるのは、塩水とはちみつ水です。塩水は水100㏄に対して2g、はちみつ水は水100㏄に対して大さじ2を目安に作って下さい。漬ける時間は2分でOKです。(2分以上の方がさらに効果が高くなります)
りんごの変色防止には、酸素に触れないようにりんご表面をコーティングさせるのがポイントです。又りんごをレンチンして酵素を加熱してしまう裏技的方法も。良かったら試してみてくださいね~。
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