こんにちは!あお(@aonorecipe)です。
100均製菓材料コーナーには、タブレットタイプや板チョコタイプなど、さまざまなチョコレートがずら~っと並んでいますよね。沢山あるけど、100均チョコって手作りチョコに使えるの?製菓用チョコレートじゃないけど大丈夫?市販の板チョコとは何が違うの?などギモンに思ってしまう人もいるはず。
なので今回は、100均チョコ【ダイソー・セリア】の使い方のコツや注意点を詳しくご紹介します!合わせて100均チョコや材料を使った、バレンタインにピッタリの簡単レシピも合わせてご紹介しますね~。
100均チョコ【ダイソー・セリア】の使い方のコツ&注意点とは?
100均チョコの種類&特徴
同じ100円(税抜)でも、チョコの形態はさまざま。下記に私が実際に調べてみたものをまとめてみました!
ダイソー
くちどけチョコや、とかしてまるチョコのように、円形タブレットタイプのものや、
とかしてかくチョコホワイトのように、キャラメルのようなスクエア型のもの、
ダイソーオリジナルチョコのダークやミルク、ビックホワイト&ミルクのように大容量で板チョコ状のもの、
割りチョコのように、板チョコ状でも量りがなくても使用量がわかるもの、
カカオ70%まるチョコのように、クーベルチュールチョコレートタイプ、
カカオ分の多い本格タイプ、
クーベルチュールホワイトチョコやコーティング用チョコまで
種類が幅広くラインナップされていました!
【関連記事】
セリア
ミルクチョコ、ホワイトチョコのように、円形タブレットタイプのもの、
スイートチョコのように角切りフレークタイプのもの、
3種類同じメーカーから販売されていました!
さらにセリアのチョコは、「製菓用」と記載されていました。
100均チョコの使い方のコツ&注意点
100均チョコを使って、本やネットのレシピ通りにチョコスイーツを作ったのに、
スゴイこれ甘いじゃん(怒)‼このレシピ、おいしくない・・・
と思う人もいるかもしれません。
それは、
一般的なお菓子レシピは、製菓用チョコレートを使用することを推定して作られているレシピが多いからなのです。
以前、下記リンクで製菓用チョコレートと100均チョコを食べ比べてみた結果、
【参考リンク】
100均チョコは、製菓用チョコレートよりも、甘さなどが強めなものが多いので、
チョコスイーツの仕上がりの味わいに変化
が出てしまう可能性があるんです。
つまり、
製菓用チョコレートとは、加工して使うことを推定されたものなので、基本的には甘さ控えめで作られているものが多いのです。
そのため100均チョコを使うと、推定された仕上がりの味よりも、甘さが強くなってしまうことがあり、注意が必要です。
反対に、当サイトは、100均や市販チョコメインでチョコスイーツ作っているレシピばかりなので、
逆に製菓用チョコレートで作ると甘さが足りないかな・・・と思う人もいるかも知れません(;^ω^)
100均には、【準チョコレート】表記のチョコもある!
100均チョコのパッケージ裏面、原材料表記をみると、
名称 チョコレート
というチョコと、
名称 準チョコレート
という2種類の表記があるの、気づいていましたか?
準チョコレートってなんなの?
ざっくり簡単に説明すると、
- チョコレートとは、カカオ分が全重量の35%以上、ココアバターが全重量の18%以上のもの
- 準チョコレートとは、カカオ分が全重量の15%以上、ココアバターが全重量の3%以上のもの
と分類されます。
チョコレートはカカオ豆から出来ているので、カカオ分の多いものほど、よりチョコレートの味わいが深い、ということになりますね。
100均チョコには、チョコレート・準チョコレートの2種類が同じ値段で売っているので、購入・使用する際には確認が必要です。
準チョコレートとは・まずい&美味しくないの?
では、チョコレートと準チョコレートの原材料表記を見てみましょう。
チョコレート
- カカオマス
- 砂糖
- ココアバター
- 乳化剤etc・・・
準チョコレート
- 砂糖
- 植物性油脂
- カカオマス
- ココアパウダー
原材料表記は、JAS法にもとずく加工食品品質表示基準によって、使用した原材料を全て重量順に表示するのが原則となっています。
つまり、上記準チョコレートの材料では、もっとも多く含まれているのが砂糖&油脂で、チョコレートの味わいとなるカカオマスは少なく、
準チョコレートには、チョコレートの味わいを強くするため、ココアパウダーを加えていることがわかります。
ものによっては、カカオマス自体の表記がなく、ココアパウダーを練って固めたタイプの準チョコレートもあります(;^ω^)
準チョコレートは、さまざまなチョコレート菓子に使われているので、私達の日ごろの生活になじみ深い味の商品も多数。
まずい、美味しくないというよりも、気軽&安価にチョコレートを楽しめるものなんです。
なので、100均準チョコレートは、お得にチョコレート作りを楽しみたい方むけ。使わない方がよい、というよりも、
しっかりとしたチョコレートを味わいたいなら、チョコレート表記のチョコを使うといった注意が必要なんです。
【手作りチョコ】100均チョコVS市販チョコ使うならどっち?
そもそも論ですが、
手作りチョコ作りには、加工するのに向いている製菓用チョコレートが一番おすすめです。
でも、製菓用チョコレートは、100均チョコよりも値段も高い分、コストがかさむデメリットも・・・。
当サイトでは、100均チョコばかりを使ったレシピをご紹介しているように、
手軽&安価な100均チョコでも、チョコスイーツ作りはできちゃいます!
でも、そこで浮かび上がるギモン・・・。
100均チョコと、だいたい同じ内容量&値段に、大手メーカーの市販板チョコがありますよね。
チョコスイーツ作りに使うなら、
100均チョコと市販板チョコ、ぶっちゃけどっちがいいの?
という、究極の選択(*´Д`)!
コーティング用&お菓子作りには、100均チョコ・市販板チョコどっちがいい?
ケーキなどにコーティングする際には、チョコに流動性がある程度ないと、非常に作業しずらくなってしまいます。
今回は、実際に100均チョコと、市販板チョコ(今回は明治&ガーナ)を溶かして、粘度を比較してみました!
又一緒にチョコの味わいも比較し、下記にまとめてみましたよ~。
※あくまでも個人的な感想です。
チョコの粘度・味わい比較一覧!
チョコレート名 | 粘度・流動性 | 甘さなど味わい |
ダイソー・ダーク板チョコ(準) | ぼってり感強め | 強い甘さでチョコの味わいは低め。ナッツのような味 |
ダイソー・まるチョコクーベルダークカカオ70% | 流動性◎! | 甘さ控えめで、酸味をやや感じる。まろやかさ控えめ |
ガーナ・ブラック板チョコ | 粘性アリ | ダーク板チョコよりも苦み&ミルク感強め。甘さもそこそこある |
セリア・スイートチョコレート | やや粘性アリ | 甘さはあるが、板チョコよりもあっさりめの味 |
セリア・ミルクチョコレート | やや粘性アリ | 甘さ・まろやかさ・濃厚さが強い。独特のキャラメルのような味 |
ダイソー・くちどけミルクチョコ(準) | やや粘性アリ | 甘さ強め。マイルドなミルク感。ナッツのような味 |
明治・ミルクチョコレート | ぼってり感強め | かなり濃厚な味わい&独特のまったり感 |
ダイソー・ビックホワイトチョコ | 流動性〇 | あっさりめのミルク・後味スッキリな味わい |
ガーナ・ホワイトチョコレート | 流動性〇 | 強い甘さ&まったり感。後味強め |
上記表の結果では、
市販板チョコの方が、甘さなどの味わいが濃厚なものが多く、粘性の高いものが多い印象。
反対に、
100均チョコの方が、すっきりとした味わい&粘性の低いものが多い印象でした!
ですから、私個人的な感想としては、
100均チョコの方がタブレットタイプなどあり溶かしやすく、味も調整しやすいのでお菓子作りにはおすすめかな
と思いました(*´ω`)
市販板チョコは、デイリーにちびちびそのまま食べたいな~。
100均チョコの中では特に、
ダイソーの、まるチョコクーベルチュール・カカオ70%と、ビックホワイトチョコがチョコスイーツ作りに適しているかな、
と思いました!
※あくまでも個人的感想です(;^ω^)
又、コーティング用途として使う場合は、
チョコの粘度が高いと、使用するコーティングチョコの量が多くなる可能性もあり、
レシピ必要量に差異がでることもあるので、注意が必要です。
ただし、そのまま使う場合であって、当サイトでご紹介しているレシピでコーティングチョコを作れば、板チョコでもぜんぜん大丈夫ですよ~。
コーティングチョコのレシピはコチラ♡
手作りバレンタインにおすすめ!簡単チョコレシピ
100均チョコ比較まとめ
100均チョコも種類が豊富で、どれを使ったらよいか迷ってしまいますよね。販売しているチョコレートの中には、準チョコレート表記のものもあり味わいに違いがあるので、購入する際にはチェックしてみてくださいね。
又、チョコレートによって、粘性や甘さなどに違いがあるので、仕上がりの味わいや作業性などに違いが出てしまう場合があります。好みの用途に合わせてそれぞれ使い分けて見て下さいね!
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