こんにちは!あお(@aonorecipe)です。
ケーキをもっとゴージャスに、素敵に見せたい!そんな時は飴細工はいかがでしょうか?
今回は、超簡単飴細工の作り方をご紹介します!
プロの人じゃないと出来ないんじゃないの?そう思う人もいるかも。確かにプロのパティシエレベルの飴細工は、難しそうだし専用の道具もないので、中々素人は作れません。
でも今回私がご紹介する作り方は簡単で、フライパンとスプーンしか使いませんし、材料2つだけ。しかも、材料費が約10円で作れちゃうんですよ!10円とは思えないクオリティーで、写真映えする事間違いなしですよ~。
初心者さんでも簡単飴細工の作り方・ケーキに飾りつけして豪華&プロ風
飴飾り作りに用意するもの!


小さめのフライパン又は小鍋


今回使用したのは直径20cmのテフロンフライパンですが、小鍋でもOK。少量で作るのでなるべく小さめの直径のものならなんでも大丈夫です。
テフロン加工されていなくても大丈夫です。
クッキングシート
飴細工作りにクッキングシートはマストです。ホイルに油を塗っても代用が効きますが、はがれやすいクッキングシートの方をおススメします。
スプーン
カレー用などの大きめのスプーンなら何でもOK。ティースプーンなど小さいものはヤケドの恐れがあるので使用しないでください。
タオル又は厚めの台ふきん
十分に濡らして、軽く絞っておきます。
簡単飴細工の材料/初心者さんでも簡単な方法


- 砂糖(今回は上白糖使用)40g
- 水大さじ1



グラニュー糖じゃくてもOKよ。
超簡単飴細工の作り方
中火にかける


①フライパンに砂糖40g、水大さじ1を入れ軽く混ぜたら中火にかけます。
砂糖が完全に溶けていなくてもOK。軽く混ぜるだけにして下さい。
我が家はIHですが、ガス火でも中火にしてくださいね。
細かい泡が無数に


②フライパンを動かさず、ただひたすら加熱していきます。



この時ブクブク、シュワシュワと音が出て透明の液体の状態が続くよ!
状態の変化を音や見た目で確認!だんだん変化していくのでよくみていてくださいね。
粘りが出てくる


③加熱が続くと水分が蒸発し、音が小さくなって、泡も大きく変化。



見た目で粘性が増して来ているのを確認できるわよ!
少し端の方から煙が出てきたら、フライパンを揺り動かして全体を軽く混ぜて下さい。揺り動かしながら加熱を続けます。
砂糖が結晶化してしまうので、決してスプーンで混ぜないこと!
何もせずたまに揺り動かして混ぜる感じで。
金色~茶色へ変化




④淵の部分が金色から茶色に変化してきます。



甘い匂いもしてきたら、そろそろ完了の合図だよ!
砂糖液全体が金色になるように、円を描くようにフライパンを揺り動かして下さい。
金色になるまで煮詰まったら火を止めます。
冷却して焦げるのをストップ


⑤黄金色になったらすぐに火からおろし、十分に水を含ませて軽く絞ったタオルの上に④を乗せます。



ジューッとふきんから音が出る感じだよ。



これ以上加熱が進み焦げ付くのを抑えるわよ!




ジュ―っという音が収まったら、スプーンで底の方からゆっくりまぜます。
混ぜていくと、トロトロとした状態からねっとりと蜂蜜のように糸を引き、粘りが増してきます。スプーンから糸を引き、下へ落ちるようになればOKです。
飴の形を作る







さあ、いよいよ飴の形を作っていくわよ!
⑥金属トレーの上など、耐熱性のあるものの上にクッキングシートを乗せます。
飴液を写真位の量スプーンで取り、30cm位の高さから、手首でスプーンを左右に小刻みに動かすようにし、飴液を垂らします。
線の細さはより高いところから手早く垂らせば細く、低いところからゆっくり垂らせば太くなります。あまりスプーンを振り回すとやけどの恐れもあるので注意してくださいね。
完成


⑦10分以上放置し、完全に固まっているのを確認したら、シートからそっと剥がします。
最初から手で触らず、スプーン等を使いカチカチになっているのを確認してから、剥がしてください。
カチカチになっているなら熱くないので大丈夫。
飴が固まる前には決して触らないでください。強い粘性を持ち、手に高温の飴がくっついて離れずやけどする危険性があります。
ケーキに挿したり、ホイップクリームを絞って土台を作って挿すなど好みのデコレーションを楽しんで下さい。
飴液が固まって作業しずらい時は?



飴が固まっちゃった…。
飴は高温から一気に冷めていくので、粘度も同時に強く変化していきます。
固くなって作業しずらくなってしまったら、もう一度軽く日にかけて溶かせば元に戻ります。粘度を均一にするようにスプーンで混ぜてくださいね
飴の飾り・作り方参考例



粘度があり、糸を引くので基本、一筆書きをするようにスプーンを動かして作るよ!
格子






★が起点で、写真の様にジグザグに●の所まで動かしたら、そこから反対方向へ。
楕円




★が起点で、写真の様に円を描くようにクルクルと●の所まで動かしたら、そこから反対方向へ。


飴が固まったらクッキングシートからそっと剥がして、ケーキに刺します。
イチゴのラズベリームースのレシピはコチラ♡


ト音記号




★が起点。●の所まで動かす。途中足りなくなってくるので、少し多めに飴液をすくって作業して下さい。
棒


ダラッと適当に棒状にたらしてもラフでオシャレな飾りに。
仕上げに金箔スプレーをかければ、とても目立つ飾りになります。


ツヤツヤキレイなチョコバナナムースのレシピはコチラ♡




手作りお菓子が豪華になりますよん☆
飴細工の作り方応用編はコチラ!レンジで作れる飴の器やキャンディ
今回の手順を応用すれば、簡単キャンディーや飴の器も作れちゃいます♡


備考・飴の煮詰め温度の変化


上記の通り、砂糖は加熱温度によって変化していくのがわかりますね!温度計がなくても状態を見れば、大体の温度が把握できると思います。



今回作った飴細工の煮詰め温度は155~165度の辺りってことね。
飴作りの注意点
出来上がった飴は湿度に大変弱いので、出来立てはツルツルしていてもだんだんベタベタとし、細い線のものだと、場合によっては溶けてなくなってしまう事も。
冷蔵庫に入れても、部屋に置いておいても数時間すると、ベタつき溶け始めます。
従って作り置きには向きません。飾る直前に作って(2時間前位)出来るだけ早めに使用するようにして下さいね。
参考例の厚さ・太さであれば冷蔵庫で1日おいても溶けてもなくなりませんのでご安心を。(表面はベタつきますが。)
後片付けが楽になる裏技!




作った後は、飴がフライパンとスプーンにカチカチにくっついてしまっていますよね。



水を流してスポンジでこすっても中々取れないから大変…。
そんな時は、作ったフライパンに水を入れて、スプーンと一緒に火にかけちゃいます。軽く沸騰したら火を消して放置。
しばらくすると飴が熱で溶けて無くなるので、スポンジで一生懸命こする手間いらずで、フライパンとスプーンがキレイになりますよ。
簡単飴細工の作り方まとめ
最初は慣れずに戸惑うかもしれませんが、数回やってみればコツがつかめると思います。砂糖液の状態をしっかりと見極めて、タイミング良く出来るようになれば、経費をかけずに様々なシーンで応用を効かせることが出来ます。
飴がケーキの中で金色に輝いて、キラキラと輝いてきっと素敵になるはず。
失敗したとしても材料費約10円で済みますので、何回か試して自分オリジナルの飴細工を作って見て下さいね!
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