こんにちは!あお(@aonorecipe)です。
今回は卵白を加えたロイヤルアイシングの作り方と、クッキーにデコレーションする際の塗り方や絞り方のコツをご紹介します。細ーい線を引くのはとってもドキドキします。(私もまだまだ思う通りに、上手く書けない事多いです)でも慣れてくれば、デコレーションの幅が広がるので、映えお菓子作りの為には、是非覚えて頂きたいと思います。
クッキーのデコレーションなどに!アイシングの作り方と塗り・絞り方のコツをご紹介!
ロイヤルアイシングの作り方


アイシングを作るには、新鮮な卵白を使用したものや、乾燥卵白を使用するもの、水を加えて作れる市販のアイシングの素などがあります。
今回は生の卵白を使用したロイヤルアイシングの作り方をご紹介します。卵白消費策にもなりますよ。
- 粉砂糖120g
- 卵白17g(大さじ1くらい)
- レモン汁小さじ1/2(約1/4個分)
100均アイシングパウダーも便利ですよ~!


卵白でロイヤルアイシングの作り方
卵白・レモン汁を正確に測っておく


卵白・レモン汁を正確に測っておきます。
アイシングはちょっとした水分量によって仕上がりが変化するので、細かく正確に測った方が失敗しません。
粉砂糖を混ぜていく


ボールに卵白17gをいれ、ゴムベラで軽く溶きほぐします。
そこに粉砂糖120gを少しずつ加え、ゴムベラで馴染ませていきます。


全部加えると、ゴムベラで混ぜにくい位の固さになります。
レモン汁を加える


レモン汁小さじ1/2を加えます。全体にレモン汁が行きわたる様に、更に練っていきます。


すくって持ち上げると、スジが立ってピンと角が立つ状態になります。これでロイヤルアイシングの完成です。
アイシングの保存期間は?


使用する際には少しずつ使用する為、ここで一旦茶碗等に移し、表面が乾燥しないようにラップでぴっちりと覆います。
アイシングクッキー塗り方のコツ


出来上がったロイヤルアイシングは好みに着色して、使いたい用途に合わせて水で柔らかくして使用します。
縁取る・塗るの工程によってアイシングの固さを調整するのがコツです。では、実際にアイシングクッキーを作る手順を、ポイントを踏まえながらご紹介します。
アイシングクッキー作りに必要なもの


100均のアイシング絞り袋またはコルネ
食用色素
製菓用マット
スプーン
コルネ


ですから、縁取る用のアイシングを絞り出すのに沢山コルネ(アイシング絞り袋)を使用しますので、必須アイテムです!
作りたいカラーが多い程必要になりますので、沢山作っておく(または100均で買っておく)事をおススメします。
簡単コルネの作り方は下記リンクを参照して下さいね。


ウィルトン色素


ジェル状の食用色素。ジェル状だから、アイシングと混ざりやすく、使いやすいです。
又発色が非常に良いので、アイシングクッキー作りに大変おすすめな材料です。スーパーで手に入る粉末色素でも作れますが、利便性や映え度などを考慮すると、圧倒的にウィルトン色素の方が良いですね。
購入価格が3000円~と中々のお値段ですが、1度購入すれば3年は持ちますし、アイシング以外にもキャラチョコ作りやマシュマロフォンダントなどにも使用出来たりと、使用用途が多岐に渡るので映えお菓子作りの為には、買っておいて損はないと思うおススメ色素です。
プラスプーン


コンビニなどでやたらともらえるプラスプーン。アイシングクッキー作りの際には、様々なカラーを混ぜる事が多いのでスプーンの使用頻度が高くなります。もし余っているなら、着色の際に便利ですし、使用後の洗い物も少なくなるので、使ってみて下さいね。勿論、普通のスプーンでもOKです。
アイシングをクッキーに塗る手順とコツ
アイシングの着色


出来上がったロイヤルアイシングから、クッキーに塗る必要量を取ります。それを好みのウィルトン色素で着色します。


100均アイシングだと、最初から着色されているので、便利ですよ~。
文字を書きたい時の固さの調整


写真のように、アイシングクッキーに文字を書きたい時は、


一滴の水分の差で固さが一気に変化するので一滴ずつ加えては混ぜ調整します。もしゆるくなりすぎてしまった場合は、粉砂糖を加えて固さを調整してください。


写真のようにピンっと角が立つ状態だと、固すぎて絞り出すのに困難ですし、見た目も×です。
ベタ塗り用の縁どりに向いている固さの調整


写真のようにクッキーにベタ塗りさせたい時は、
先に固めのアイシングで縁取りしてからゆるめのアイシングを流す
という手順になります。


アイシングに水を数滴加え、ムラなく混ぜます。


スプーンですくいあげると、糸を引くように落ち、落ちたアイシングが少しの間、形が残る位の固さ
にアイシングを調整します。


作ったアイシングのコルネに1/4量程度をコルネに入れます。(残りは塗り用に使用します)
コルネの先端をわずかにハサミでカットし、絞る太さを調整したら、いよいよ縁取りです。
クッキーにアイシングで縁取る


コルネの先端をクッキーにつけ軽く絞ります。


クッキーにアイシングがくっついたら、コルネの先端を浮かせて引張るような感じで縁取りをしていきます。
角になる所は、漢字のトメと同じように、一旦コルネの先端をクッキーにつけてから絞っていきます。


これで縁取りが出来ました。
ベタ塗り用のアイシングの固さ調整


残しておいたアイシングに水を数滴加え、ムラなく混ぜます。






クッキーの中央に適量のせ、スプーンの背で縁に向かってならします。


コルネに入れて絞りながら塗りつける方法がラクですが、そのままスプーンで流してもOKです。
NG


アイシングが固すぎると、写真の様に表面が凸凹に。
OK


丁度良い固さは写真のように、表面が滑らかでややプックリとアイシングがクッキーに乗っていて、つやがある状態です。
ただし、水を加えすぎてサラサラだと、固まるまで非常に時間がかかるので、水の加えすぎには注意してくださいね。
乾燥


さらにアイシングでデコレーションを重ねたり、トッピングシュガーなどでデコレーションします。


水玉模様にしたい時は、表面のアイシングが乾かないうちに、白のアイシングを垂らしていきます。
こうする事で、表面が凸凹しないキレイな仕上がりに。


一晩乾燥させます。
表面が固くなり、乾燥している状態であれば完成です。
ダイソーやセリアの100均アイシングパウダーってどうなの?


ダイソーやセリアの100均製菓コーナーでもアイシングパウダーが売っています。白~黒と色の展開が多くて種類が豊富。水を加えるだけで作れるのでかなり便利です。
更に興味深いのが、セリアのアイシングパウダーはフレーバー付きだという事。ミルク・グレープなどの香り付きなので、クッキーの味わいも変化させる事が出来る優秀アイテムです。
一袋で大体7~14枚程度のクッキーに塗る事が出来ます。少量使いの際におススメです。


アイシング手作りまとめ
縁取る・塗るという使用用途に合わせてアイシングの固さを調整する事が、キレイに仕上がる為にはとても重要です。その為には何回か作ってみる経験も必要。繰り返していけば、だんだんと、作業に適した丁度良い固さを見極められる様になります。
クッキー以外にもパンやケーキの装飾や、マシュマロフォンダントなどと連携させたデコレーションも楽しめますので、自身の作りたいと思うお菓子作りの幅が、広がる事間違いなしですよ!













コメント