ケーキの飾り付けにある砂糖菓子やバラ、あれってマシュマロと粉砂糖で簡単に作れちゃうんです。
今回は、マシュマロフォンダントの作り方をご紹介します。
マシュマロフォンダントとは簡単に言えば【食べられる紙粘土】のようなもの。つまり、好きな形につくって乾燥させればカチカチになるので、手作りケーキの飾りつけの幅が広がります♪
今回は簡単なお花やリボン、豪華なバラの作り方をご紹介しますね。
用意するもの/マシュマロフォンダントでリボン・バラ・お花
製菓用マット


まな板でもOKですが、製菓用マットの方が作業しやすいのでおすすめですよ。
棒


本サイトでは


を上部とし、


を先端と呼ぶこととします。
食用色素


今回使用した食用色素はジェルタイプで発色の良さが良い、ウィルトン色素を使用しました。





もちろんスーパーの粉末色素でもOKよ。


好みの型


ハートや花などの型を用意します。





バラを作りたい場合は、直径1cm前後の金属製の口金を用意してくださいね。


基本のマシュマロフォンダントの作り方/食べられるバラ砂糖菓子
- プレーンマシュマロ20g
- 粉砂糖30g
- 作業用粉砂糖30g以上(多めに用意しておく)
- 食用色素適量
マシュマロを溶かす


茶碗等にマシュマロ20gを入れ、600W のレンジで約15秒、
マシュマロがぷく~っと膨れるまで加熱し溶かします。
加熱時間は目安です。ご家庭のレンジに合わせてマシュマロが膨らむまで加熱してくださいね。
粉砂糖を加える


粉砂糖30gを一気に加え、スプーンでマシュマロに粉砂糖を練り込んでいきます。



この時点でマシュマロと粉砂糖をしっかり混ぜなくても大丈夫だよー。


捏ねる


ややまとまったら製菓用マットの上にあけます。茶碗に残った粉砂糖も一緒に出してくださいね。
ここからは粉砂糖を練り込むように手でしっかりこねていきます。
ベタベタしているうちは作業用の粉砂糖もすこしずつ加え練り込んでいきます。



作業用の粉砂糖は多めに用意しておいてね!


手にくっつかず、指で押して後が残るような状態になるまで、粉砂糖を加えていきます。
今回のレシピでは、作業用に30gと記載していますが、べたつき加減に合わせて練り込む粉砂糖の量を調整してください。



場合によっては30g以上必要だから、多めに用意ね!
練り込む粉砂糖の量が多くなっていくとだんだん固くなってベタつきも軽減してくるのがわかると思います。
紙粘土のような状態になったら練り込み完了です。
ベタつきが強いと作業しにくいので、ここでしっかりと紙粘土状につくりあげてください。
マシュマロに着色していく


作りたい量を取り、ウィルトン色素などを加え着色していきます。



粉末食用色素は、ごく少量の水に濃いめに溶かしてから楊枝で加えてね。


硬い状態なので、色を練り込む際は入りにくいので
伸ばして折りたたんで、伸ばして折りたたんでを繰り返していくと色が馴染んでいきますよ。
着色すると、水分が増えるためベタつく場合があります。
その場合は粉砂糖をさらに練り込んでベタつきをなくしてくださいね。


好きな形に作ったら、クッキングシートを敷いたトレーの上にのせ



食べられる粘土なので、自由に造形可能ですよー。
食べられる砂糖菓子で花・リボン・バラの作り方/マシュマロフォンダント
小花




生地を伸ばし花形で抜く。棒の上部を使い押し出してあげるとうまく取れます。





台にくっついちゃうときは、粉砂糖を台にふりかけるとくっつき防止になりますよ。
ハート




くりぬいたハートに小花をのせても可愛いですね。くっつかない場合は、小花裏面にかるく水をつけると、アイシング不要でくっつきます。
プルメリア


小さめの口金を使って型抜き、5個の丸を作ります。




2つの丸をずらして置き、中心に棒の上部を押し当てくっつけます。




1枚ずつ置いては押し当て、円を描くように5枚置きます。




中心に小さく丸めた黄色をのせ、上部を押し当て固定します。



プルメリアはケーキの飾りにおすすめよ!


リボン




細長く伸ばして、4辺を包丁でカットし整えます。


中心に向かって折りたたみます。


中心部に棒上部を押し当て固定します。




指で真ん中をつまみ、小さくカットした短冊を巻き付ける。巻き終わりは下にする。
雪の結晶




星形に抜いたら、包丁で写真の様に切り込みを入れる。




細めのストローの半円部で写真の様にくり抜く。




カットした切り込み部を丸くくり抜く。



だんだんストローの先が詰まってやりにくくなったらハサミでカットすればOKです。
バラ


小さく丸め、楊枝にさしたら




三角形になるように整形します。これが芯になります。
複数個バラを作る時は、100均発泡スチロールブロックにさすと作業しやすいです。




綿棒で餃子の皮くらいに薄く伸ばした生地を、金属製の口金で型抜きします。



バラ1個作成に対して10個くらい必要なので、ここで大量に型抜きする必要があります。




型抜きしたら、ひとつひとつ棒で伸ばしさらにうすーくする。
この薄くする作業でバラの花びらっぽくする効果があります。



たくさん伸ばすの大変だけど、ここはがんばろー!




花びら下部にごく少量の水をぬり、芯に巻き付けます。



水はつけすぎ厳禁!少しにしてくださいね。




花びらの巻き終わりに重ねるように、さらに花びらを時計回りに巻き付けていきます。
くっつかなければ、ノリ代わりに少量の水を塗ってくださいね。




だんだん花びらを重ねて巻き付けていくと、バラっぽくなってきます。
この時、巻き付けた花びらの上部のみを外側に折り返して広げるようにしたり、





ほんとだ!バラっぽくなってきたー。


ただし、6枚以上巻き付けていくと、形が崩れやすくなってきます。
その場合、一旦ここでやめて数時間乾燥させてから、再度巻き付けていくと、安定感のある仕上がりになりますよ。



マシュマロフォンダント生地はぴっちりラップで包んで、保存袋に入れて冷蔵庫で1日は大丈夫ですよー。


ちなみに、横からみるとこんな感じになってればOKですよー。


飾り付ける時のバランスを考えて、大輪~小輪になるように、巻き付ける花びらの枚数に強弱を付けてあげるといい感じになります。


湿気の少ない室内で2日以上乾燥させるとカチカチになりますよ。



ケーキに飾る際は、カチカチになってから飾りましょう。


作ったケーキに私は楊枝のまま差し込んで飾ってしまいます。
ココアを練り込めば、チョコ風のバラになりますよ。




造形


粘度細工を作る要領で立体的な飾りも作れます。写真の様なお雛様は顔と胴体を分けて作って乾燥させ、固まったら顔と胴体をアイシングで接着し作りました。
髪の毛の部分はセリアのブラックココアを練り込み黒に着色しました。


デコレーション例/ケーキの飾り砂糖菓子マシュマロフォンダント


ロールケーキの飾りつけにマシュマロフォンダンを使用し、サンタや雪の結晶を作り、クリスマスデコレーションしたものです。


同じロールケーキでも写真の様にデコレーションする素材を変えるとイメージも一変。
マシュマロフォンダントで作った花を沢山散らせばひな祭りケーキになりますよ。


ナンバーケーキの飾りにご紹介したプルメリアを。
ミニケーキのデコレーションにバラを。
誕生日プレートもマシュマロフォンダントですよ。
マシュマロフォンダントの注意点や日持ちは?


作業中に放置するとだんだん表面が乾燥してくるので、すぐに作業しない場合はラップでぴっちり巻いて冷蔵庫に入れて保管してください。
冷蔵庫で2~3日は保管可能です。
生地がまだやわらかいうちは、少し水を塗ると生地同士をくっつけることが可能です。固まってしまった場合は、アイシングを接着剤飾りに使用しくっつけてください。
水分や湿気に弱いので、ケーキなどのデコレーションに使用しそのまましばらくすると柔らかくなってきます。ケーキに飾る際は、直前に飾ってください。
クッキーやカップケーキなどの水分の少ないものに使用する場合は、表面がかんそうしているので問題ありません。
同じ粉砂糖でも溶けない粉砂糖は使用不可です。


ケーキの飾りマシュマロフォンダントの作り方まとめ
可愛い飾りを自分で作れるようになれば、デコレーションも思いのまま。マシュマロフォンダントをケーキに飾れば、見た目の可愛さがグーンとアップするから、クリスマスやひな祭り、バースデーで大活躍出来るはず。
又、可愛くケーキを彩るだけではなく食べられるのも、大きな魅力ですね。マシュマロフォンダントを使って世界でたった一つの自分オリジナルのケーキを作って下さいね。
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