今回は旬のいちごやベリーを使った、チーズケーキのレシピをご紹介します。又、まるでお店みたいなデコレーションに近づける、プロ風テクニックも合わせてご紹介します!
今回の一番のポイントは、白いチーズケーキというところ。お菓子作りで余りがちな卵白のみを、あえて使用し真っ白なチーズ生地に。その白さとの見た目・味のコントラストを際立たせるために、気品ある香りのラズベリーを生地に加えて。濃厚な味わいと酸味がベストマッチした最高の組み合わせです。
今回も、アイシング・マシュマロフォンダント・ナパージュ・イチゴのカッティング・粉砂糖など当サイトでこれまでご紹介したデコレーションテクニックの合わせ技で、誰でもお店みたいなプロ風ケーキが作れちゃいますよ~。
卵白消費レシピ・クリスマスケーキレシピとしてもおススメしたい、とっても美味しいチーズケーキです。
いちごのチーズケーキレシピ&デコレーションテクニック!
材料(18㎝ホール型一台分)
チーズ生地
- クリームチーズ200g
- 卵白4個分(合計130g)
- 砂糖45g
- レモン汁3/4個分(大さじ1.5)
- 薄力粉40g
- 生クリーム200㏄
ラズベリーピューレ
- 冷凍ラズベリー50g
- 砂糖小さじ1
- レモン汁1/4個分(大さじ1/2)
土台用
- ビスケット100g(クラッカーでもOK)
- バター又はケーキマーガリン60g
デコレーション
- マシュマロフォンダント
- アイシング
- いちご1/2pc
- 冷凍ブルーベリー適量
- ミント適量
- ナパージュ(なければ自作)
- 生クリーム50㏄
- 砂糖大さじ1/2
作り方
マシュマロフォンダントを作る
①作る2日位前にマシュマロフォンダントを適量作ります。
マシュマロフォンダントの作り方は下記リンクを参照して下さいね。
大小大きさの違うハート型で抜いたら、コルネに入れたアイシングを絞ります。
今回はセリアのアイシングパウダーを使って時短に。ややゆるめの固さになるように水を加えます。
写真の様に適当?!(ランダム)に絞っていくと、レースの様なカワイイ模様に!
しっかりと乾燥させておきます。
マシュマロフォンダントの代用として、ダイソーシュガーペーストでも作れますよ!
型の準備
②ケーキ型に合わせ、クッキングシートを敷きます。
型に薄くバターやマーガリンなどを塗ると、クッキングシートがぴったりとキレイに張り付きますよ。
ビスケットで土台を作る
③ビスケット100gをビニール袋に入れ、めん棒で押したり叩いたりして細かく砕きます。
ビニール袋が破けない様に注意して下さい。
④そこにレンジで溶かしたバター60gを加え、良くなじませます。
⑤それを②に敷いたら、ビニール袋を使ってしっかりと押し付け、プレスします。
型から外す際に砕けてしまわない様に、ここで淵までしっかりとプレスしてくださいね。
ラズベリーピューレを作る
⑥茶碗等に冷凍ラズベリー50g、砂糖小さじ1、レモン汁1/4個分を入れ、ラップをして600Wのレンジで1分半加熱します。
泡だて器で細かくつぶします。
チーズ生地を作る
⑦ボールにクリームチーズ200gを入れ、泡だて器でしっかりと練ります。
クリームチーズは、しばらく室温に戻しておくかレンジに軽くかけ、柔らかくしてから使用して下さいね。
⑧生クリーム200㏄のうち50㏄を加え混ぜたら、薄力粉をふるって加え、良く混ぜ合わせます。
⑨残りの生クリーム150㏄を加え、しっかりと混ぜて下さい。
メレンゲを作る
⑩別のボールに卵白4個分を入れ、ハンドミキサー高速で1分泡立てます。
砂糖45gのうち大さじ1を加えて、高速でさらに1分泡立てます。
残りの砂糖の半分を加え、ハンドミキサー高速でさらに1分泡立てます。
残りの砂糖全量を加えて、中速に落としてさらに30秒泡立てます。
これでしっかりとしたメレンゲの完成です!
しっかりとしたメレンゲ作りには油分・水分が大敵!
使用するボールとハンドミキサーは油分・水分をしっかり取って使用して下さい。
ここでオーブンを160℃に予熱開始します。
メレンゲを加える
⑪メレンゲの1/4を⑨のチーズ生地に加え、しっかりと混ぜます。
残りの3/4を加えたら、泡をつぶさない様にゴムベラで混ぜ合わせます。
それを型に流します。
最初にメレンゲを少々加える事で、チーズ生地とメレンゲがなじみやすくなりますよ。
ラズベリーピューレで模様作り
⑫型から⑪の大さじ2分を取り、加え混ぜます。
ランダムに表面に垂らしたら、スプーンでゆっくり、底から返すようにぐるっと混ぜます。
焼き上げ
⑬160℃に予熱したオーブンで20分、140℃に落として40分焼きます。
焼き時間は目安です。ご家庭のオーブンに合わせて調整してくださいね。
焼きあがったら型のまま冷まします。大体粗熱が取れたら、冷蔵庫で2時間以上冷やします。
型抜きの際に崩れるのを予防する為、しっかり冷やしてくださいね。
型抜き
⑭そっと型から外し、型紙をはがします。盛り付ける皿には乗せず、製菓用マットの上に乗せます。
この時は、底板はつけたままでOKです。
粉砂糖でデコレーション
⑮溶けない粉砂糖をタップリ表面にふりかけます。
ケーキ表面のひび割れが気になるようだったら、コルネや細口金で⑯のホイップを割れ目に絞って、埋めて。
その後溶けない粉砂糖をふりかければ、下記写真の様にひび割れを補修出来ますよ。
デコレーションテクニック!
⑯生クリーム50㏄に砂糖大さじ1/2を加え、ピンと角が立つまで泡立てます。
丸口金をつけた絞り袋に入れ、写真の様に絞ります。
表面に絞るクリームを右奥に絞る、【あえて不均衡な絞り】がプロ風デコレーションに仕上げるテクニックです。
定番の【どこをカットしても量が同じの均等スタイル】よりもアカぬけた印象になりますよ!
⑰いちごを縦扇型にスライスや、ハーフカットなど、ランダムにカットします。
解凍したブルーベリーといちごを⑯のホイップ部分に盛り付けます。
デコレーションがプロ風になる、いちごのフルーツカッティングの方法は、下記リンクを参照して下さいね。
⑱ナパージュで艶出しします。
ナパージュが無い場合は、ゼラチンで代用可能。作り方は下記リンクを参照して下さいね。
⑲最後に①のマシュマロフォンダント・ミントを飾ります。
真っ白純白な見た目はインパクト大!
アイシングでレース模様にデコレーションしたマシュマロフォンダントが、さらにメルヘンな雰囲気を盛り上げます。
あえて不均衡なデコレーションに仕上げるのが、プロ風に仕上げるコツ。
しっとり・濃厚なチーズケーキと、いちごの最高の組み合わせがたまりません!
まとめ
今回は一風変わった、オシャレなデコレーションのチーズケーキをご紹介しました。定番のチーズケーキも、デコレーションを変えれば一気にフォトジェニックに。
卵白のみを使うので、あっさりとした味わいになるため、フレーバーを加えて作ると美味しく仕上がりますよ。ラズベリー以外にもコーヒーやチョコレート、抹茶などがおススメです。卵白消費策のレシピとして、是非作ってみてくださいね!
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